死亡通知

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死亡通知は残された者が行う重大な役目です。死亡通知は通知もれが残らないよう、住所録や年賀状などをチェックしながら、故人とかかわりのあった人たちに知らせたいものです。

また、メモを見て間違いなくお伝えしましょう。

●死亡通知の範囲

死亡通知の範囲は、

  1. 別居している家族、近親者
  2. 故人と親交のあった友人、知人
  3. 勤務先、取引先、関係団体、学校などには、通夜や葬儀の日時が決まった時点で連絡します。これらの連絡は、それぞれの主な関係者に通知して、それから先は、その人から連絡をとっていただくようにお願いします。

ポイント

●電話での死亡連絡

  1. 取り込み中のことですので、あいさつは抜きで、死亡の件だけを手短かに伝えます。
  2. いきなり「○○が亡くなりました」では、相手が驚いてしまいますので、言葉を選びます。
  3. 危篤の連絡と同様、早朝や深夜の失礼をおわびしてから切り出します。

「早朝から申し訳ございません。
○○は、本日○時に死去いたしました。
通夜は○時で、告別式は翌日○日午後○時から○○(場所)で行いますので、 とりあえずお知らせいたします」

「たびたびお見舞いいただきましたが、 ○○ は、本日○時に亡くなりました…」

●ほかの方たちへの連絡をお願いする場合

「お手数ですが、職場の方々へもご連絡をお願いいたします」

「皆さまによろしくお伝えください」

などと言い添えます。

●知らせる先が多いとき

親類や友人なども協力して手分けして電話をかけます。その場合は初めに喪家との関係を述べます。

「○○様が、本日○○時にお亡くなりになりました。まずはお知らせいたします」

ポイント

●電報で知らせる

電話で連絡がとれない場合には、電報で知らせます。電文には、死亡者名、死亡日時、発信人名を入れます。

死亡者氏名 ○○○○
死亡日時  ○日○時○分
喪主 長男 ○○

●死亡通知状

印刷による死亡通知状は、葬儀に間に合わない場合が出てきますので、現在ではあまり使われていません。しかし、社葬などのように葬儀までに時間のある場合には、正式な通知状を出して知らせます。一般的には、黒か灰色のわく付きの私製はがきを用いますが、封書にする場合は、同じわく付きの封筒を使います。

通知状の内容は

  1. 時候のあいさつなど前文は省略して、故人の姓名、死因、死亡日時と場所、生前の親交に対するお礼、葬儀、告別式の日時と場所、発信年月日、喪主や遺族の住所氏名のほか、友人代表、葬儀委員長の氏名などを明記します。
  2. 事情によって香典や供物を断る場合には、その旨をつけ加えます。
  3. 仏式、神式、キリスト教式など何式で葬儀を行うかを明記したほうが親切でしょう。
    特に日本の葬儀はほとんどが仏式なので、それ以外の場合には必ず明記したいものです。
  4. 電話で連絡ずみの方にも、確認の意味で通知状を発送したほうがよいでしょう。
  5. 遠方の人には通知状が到着するまでの日数を考慮して速達にします。

(死亡通知状の例)

父○○儀、先月来肝硬変にて入院加療中のところ
肺炎を併発し、今朝○時○分ついに死去しました。生前のご厚誼を厚く御礼申し
上げます。
告別式は○月○日午前○時より○時まで、
自宅にて仏式により相営みます。
右、ご通知まで。   敬具
なお、勝手ながらご供物ご供花の儀は固くご辞退申し上げます。
平成○年○月○日 喪主 ○○○○
                                  外  親戚一同

●新聞の死亡広告

故人が要職にあったり、知名度の高い人で、交際範囲が広い場合には、個人的な連絡だけでは通知漏れが出ますので、新聞に死亡広告を出して広く知らせます。

  1. 死亡広告の文面は、新聞社に死亡広告の規定の書式がありますのでそれを参考にします。
  2. 掲載料金は新聞の発行部数、広告スペース、地域版・全国版などによって異なります。
  3. 新聞に死亡広告を出す場合は、遅くとも葬儀の日の朝刊には掲載される必要がありますので、前日の午後5時までには申し込まなければなりません。
  4. 申込先は葬儀社、広告代理店、新聞社広告局のいずれかを通じて行います。

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